お飾り妻のはずが、冷徹社長は離婚する気がないようです
彼の唇が肌に触れた瞬間、たしかに私の喉の奥からは歓喜の声が漏れた。
痕をつける際の鮮烈な痛みさえ、身体に熱を生む甘い刺激に変わっている。
「言ったはずだ。お前の身体のことは俺が一番よく知っている」
「あ、っう」
力の抜けた身体を抱き上げられ、抵抗も許されないまま運ばれる。
藍斗さんが迷いなく階段を上がるのを見て、どこへ向かうつもりなのか理解した。
寝室にたどり着いた藍斗さんは、私をベッドに押し倒すとすぐに覆いかぶさった。
片手でやすやすと両手首を掴み、私の頭上にまとめ上げてしまう。
「あ、あ……藍斗さん、やだ……お願い……」
「黙っていろ」
「ん、く」
痕をつける際の鮮烈な痛みさえ、身体に熱を生む甘い刺激に変わっている。
「言ったはずだ。お前の身体のことは俺が一番よく知っている」
「あ、っう」
力の抜けた身体を抱き上げられ、抵抗も許されないまま運ばれる。
藍斗さんが迷いなく階段を上がるのを見て、どこへ向かうつもりなのか理解した。
寝室にたどり着いた藍斗さんは、私をベッドに押し倒すとすぐに覆いかぶさった。
片手でやすやすと両手首を掴み、私の頭上にまとめ上げてしまう。
「あ、あ……藍斗さん、やだ……お願い……」
「黙っていろ」
「ん、く」