冷血悪魔な社長は愛しの契約妻を誰にも譲らない
仕事を増やすとなると、これまで通り優陽と会ったり、遊んだりするのは難しくなるだろう。
だったら、プレザントリゾートで過ごす日はせめて全力で楽しもうと思った。
* * *
派遣バイトを始めて小銭稼ぎをしながら過ごし、およそひと月が経った。
プレザントリゾートの敷地に足を踏み入れ、優陽と一緒に感動に震える。
ほかの招待客もそれはもう見事なドレスやタキシードに身を包んでおり、今日のためにちょっとおしゃれなサーモンピンクのドレスを着てよかったとひそかに思った。
親友の優陽はぴったりしたラインのドレスを着た私と違い、ゆったりした水色のドレスを着ている。
だったら、プレザントリゾートで過ごす日はせめて全力で楽しもうと思った。
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派遣バイトを始めて小銭稼ぎをしながら過ごし、およそひと月が経った。
プレザントリゾートの敷地に足を踏み入れ、優陽と一緒に感動に震える。
ほかの招待客もそれはもう見事なドレスやタキシードに身を包んでおり、今日のためにちょっとおしゃれなサーモンピンクのドレスを着てよかったとひそかに思った。
親友の優陽はぴったりしたラインのドレスを着た私と違い、ゆったりした水色のドレスを着ている。