冷血悪魔な社長は愛しの契約妻を誰にも譲らない
よっぽどたくさんのろけていたのだろうと思うと、そこまで愛されている優陽がうらやましくなる。
でも以前のような切ない羨み方ではなかった。
よかった、という思いが強くて、私も優陽から旦那さんののろけを聞かせてもらおうと使命感に燃える。
さらに、ふたりの結婚式にはとんだサプライズゲストがいた。
「優陽、赤ちゃんがいるんだって」
「めでたいな」
結婚したと言っていたのは結構前だから、準備中に妊娠が判明したのだろう。
もしかしたら出産を優先して日付をずらしたのかもしれない。
「私は参加するけど、藍斗さんは? 仕事の休みは取れそう?」
でも以前のような切ない羨み方ではなかった。
よかった、という思いが強くて、私も優陽から旦那さんののろけを聞かせてもらおうと使命感に燃える。
さらに、ふたりの結婚式にはとんだサプライズゲストがいた。
「優陽、赤ちゃんがいるんだって」
「めでたいな」
結婚したと言っていたのは結構前だから、準備中に妊娠が判明したのだろう。
もしかしたら出産を優先して日付をずらしたのかもしれない。
「私は参加するけど、藍斗さんは? 仕事の休みは取れそう?」