冷血悪魔な社長は愛しの契約妻を誰にも譲らない
「普通の夫婦ならそうかもしれないけど、私たちはそういうのじゃないよね。だったら、同じベッドで寝るのはおかしいと思う。別に誰かに見られるわけでもないのに、そこまで夫婦らしくする必要はないよ」
内心の動揺からついまくしたてるように言ってしまった。
藍斗さんと一緒に寝る? 恋をしてはいけない決まりがあるのに、同じベッドで彼の体温を感じながら?
そんなの拷問に等しい。そばにいるのを感じたら、きっと抱きしめたくなる。たとえ彼が私に対してなんのアクションも起こさないとしても、私が彼に触れたい。
内心の動揺からついまくしたてるように言ってしまった。
藍斗さんと一緒に寝る? 恋をしてはいけない決まりがあるのに、同じベッドで彼の体温を感じながら?
そんなの拷問に等しい。そばにいるのを感じたら、きっと抱きしめたくなる。たとえ彼が私に対してなんのアクションも起こさないとしても、私が彼に触れたい。