ゆうれいと夜の空
光が止むと、
私の首元には
キラキラした星の
ネックレスがぶら下がっていた。
「幽助…コレ」
『僕からのプレゼント』
「あ、ありがとうッ!!!」
私は嬉しくてたまらなくなり、
幽助を力いっぱい抱きしめた。
幽助は、
それに答えるように
抱きしめ返してくれた。
優しく…優しく…。
包み込まれた私。
懐かしい温もりを感じたのは
気のせいなのかな?
今も密かに感じる。
私と幽助は
そのままベッドに倒れこむ。
二人で、
抱きしめあいながら寝込む。
私は少しすると
睡魔に襲われた。
眠りにつくちょっと前に
幽助は私にささやいた。