元ホストは一途に愛する
愛してる
斉木さんと体を重ねると、はじめは強張ってるだけだった私の体がじわじわと快感を覚えるようになった。
気持ちが良くて声が出てしまうことを恥ずかしがる私を、斉木さんは「かわいい」と耳もとで囁く。
斉木さんの丁寧で優しい愛撫でじっくりあたためられた私の体は、感じないどころか感じやすくなってしまったかのよう。
彼に触れられればそれはすべて快感となり、気持ちが良すぎてふるふると体を震わせる私を、斉木さんはゆっくりたっぷり時間をかけて愛してくれた。
「感じてくれてたみたいでよかった」
斉木さんは微笑んで、抱き寄せた私の髪を指先で梳くように頭を撫でて額にキスを落とす。
感じていたというよりも、気持ちが良すぎた余韻でまだ頭がふわふわしているくらいだ。
「……むしろ私、感じすぎてた気がするんですが……」
「俺は陽菜ちゃんに気持ち良くなってもらいたかったから嬉しいけど?」
「……斉木さん、感じない女なんて面倒くさいとか思わなかったんですか?」
「思わないよ。陽菜ちゃんのいいところ探すの、俺も興奮するし気持ち良かった」
「斉木さんも……?」
「あんなにとろとろにしてくれてたら……ね?」
気持ちが良くて声が出てしまうことを恥ずかしがる私を、斉木さんは「かわいい」と耳もとで囁く。
斉木さんの丁寧で優しい愛撫でじっくりあたためられた私の体は、感じないどころか感じやすくなってしまったかのよう。
彼に触れられればそれはすべて快感となり、気持ちが良すぎてふるふると体を震わせる私を、斉木さんはゆっくりたっぷり時間をかけて愛してくれた。
「感じてくれてたみたいでよかった」
斉木さんは微笑んで、抱き寄せた私の髪を指先で梳くように頭を撫でて額にキスを落とす。
感じていたというよりも、気持ちが良すぎた余韻でまだ頭がふわふわしているくらいだ。
「……むしろ私、感じすぎてた気がするんですが……」
「俺は陽菜ちゃんに気持ち良くなってもらいたかったから嬉しいけど?」
「……斉木さん、感じない女なんて面倒くさいとか思わなかったんですか?」
「思わないよ。陽菜ちゃんのいいところ探すの、俺も興奮するし気持ち良かった」
「斉木さんも……?」
「あんなにとろとろにしてくれてたら……ね?」