首切りさまと呪いのハロウィン
☆☆☆
昨日に続き、今日もクラスメートの首が落ちた。
2日連続で救急車を呼び、今日だけ学校閉鎖されることになってしまった。
「麻美の頭はランタンになってたよね」
1年A組の教室前の廊下で心春がつぶやくように言った。
「まさか、涼香の首もそうなるとか思ってる?」
私は力なく質問する。
目の前で涼香の首が落ちてから、なんだか心の中が真っ白になってしまった感じが続いている。
早く帰りたいけれど、体に力も入らない。
「そうじゃなくて……これってもしかして私達がランタンを作ったのが原因なんじゃないかと思って」
心春の言葉に玲二と友斗が目を見開いた。
「そんなの関係ねぇだろ? あれはただのカボチャだ」
「でも! ランタンを作ってから変なことが続いてるんだよ!?」
心春は友斗にすがりついて叫ぶ。
昨日に続き、今日もクラスメートの首が落ちた。
2日連続で救急車を呼び、今日だけ学校閉鎖されることになってしまった。
「麻美の頭はランタンになってたよね」
1年A組の教室前の廊下で心春がつぶやくように言った。
「まさか、涼香の首もそうなるとか思ってる?」
私は力なく質問する。
目の前で涼香の首が落ちてから、なんだか心の中が真っ白になってしまった感じが続いている。
早く帰りたいけれど、体に力も入らない。
「そうじゃなくて……これってもしかして私達がランタンを作ったのが原因なんじゃないかと思って」
心春の言葉に玲二と友斗が目を見開いた。
「そんなの関係ねぇだろ? あれはただのカボチャだ」
「でも! ランタンを作ってから変なことが続いてるんだよ!?」
心春は友斗にすがりついて叫ぶ。