首切りさまと呪いのハロウィン
☆☆☆
ランタンはボロボロに破壊してゴミ箱に捨てた。
それなのに……。
休憩時間中ロッカーを開けた心春がその場に尻もちをついて甲高い悲鳴を上げた。
「心春!?」
駆け寄った私達が目にしたのはロッカーの中に並んでいる4つのランタンだったのだ。
「どうして!?」
驚いて目を見開いたまま固まっていると玲二と友斗が駆けつけてきてロッカーからランタンを取り出した。
そして自分たちが入れたマークがあるかどうかを確認していく。
「マークがついてる……」
玲二が小さな声で呟いて、私はランタンのひとつを手に取った。
そこには確かに「R」の文字が刻まれている。
間違いなく、私が作ったランタンだ。
「なんだよそれ、ありえないだろ」
私達の様子を見ていた男子生徒が真っ青な顔で震えだした。
ランタンはボロボロに破壊してゴミ箱に捨てた。
それなのに……。
休憩時間中ロッカーを開けた心春がその場に尻もちをついて甲高い悲鳴を上げた。
「心春!?」
駆け寄った私達が目にしたのはロッカーの中に並んでいる4つのランタンだったのだ。
「どうして!?」
驚いて目を見開いたまま固まっていると玲二と友斗が駆けつけてきてロッカーからランタンを取り出した。
そして自分たちが入れたマークがあるかどうかを確認していく。
「マークがついてる……」
玲二が小さな声で呟いて、私はランタンのひとつを手に取った。
そこには確かに「R」の文字が刻まれている。
間違いなく、私が作ったランタンだ。
「なんだよそれ、ありえないだろ」
私達の様子を見ていた男子生徒が真っ青な顔で震えだした。