転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君?平民のままがいいので逃げてもいいですか

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「あの捨て子あんたがこっそり捨ててきなさい」


・・・・・・え?今なんて?

「アウラさん・・・・・そんな「捨ててきなさいって言ったのあたしの言うことが聞けないの?」
「でもそんな捨てるなんて・・・・」
「ロジータってばおかしなこと言うのね元々この子は捨て子じゃないの1回捨てられんのも2回捨てられんのも対して変わんないわ」

アウラの言い分に愕然とする、捨ててこいって言うけどどうしてそんなこと彼女は言うんだろうまだ赤ん坊のマリーが何をしたというんだろう捨ててこいって言うけどいったいどうやって?昼間はあたしも忙しいのに・・・・

「まあ、でもそれは早急過ぎるか・・・・・ならこの首輪の事あんたが調べなさい別に害のないものならこの子がここに居てもいいけどそうじゃないなら悪い芽は摘むしかないって思わない?」

「し・・・・・調べるなんてどうすれば?アウラさんはマリーのことが嫌いなんですか?いったいどうして」
「わかんないこね!!この孤児院の院長先生は先代王弟殿下の奥方様だったカトリーヌ様王家の皆様も目をかけてくださっている孤児院なのそんな場所に訳のわからない曰くありげな赤ん坊がいるだなんてこの孤児院がなくなってもいいの?」

「・・・・・・・「それにあたし来年孤児院を卒業したらご領主様のところに下働きに出ることになってるの」
「あっ・・・おめでとうございます!」

「とりあえずこの件をうまくやってくれたらロジータのこともお屋敷で働けるようにご領主様に推薦してもいいのよ」
「ほ・・・・本当ですか!?」
「本当よあたしが話をつけたげるわ」
「ありがとう!ありがとうアウラ!!あたし頑張ってみる」

これがただの口約束だと確実性のあるものではないとロジータは気付いていない
アウラは推薦して欲しいと領主に聞いてみるだけで確実に働けるものではないことに
ロジータはマリーを教会に連れて行く日に一緒に連れて行ってもらおうと頭の中で考えていた
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