転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君?平民のままがいいので逃げてもいいですか
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「ねえマリー本当にあの魔の森の魔女のところに行く気なの?」
「行くでしゅよ「あの魔女は子供を食べちゃうって噂もあるって聞くわマリーなんてすぐに食べられちゃうかもよ」
「しょんな~ライラしゃんは食べたりしないでしゅよもしそうならあたちはとっくに食べられてるじゃないでしゅか~ないない!!そんなのないでしゅよ」
笑って否定するあたしに心配そうな顔を向けるロジータちゃん
本心から心配してるのかもしれないけどこの言い方は前世の記憶をもつあたしにとってまさに子供騙し
そんなことより自分の名前をきちんと書けるように練習してる日々
まあ当然のことながらこの世界のABCのようなものは全て書けるようになった
だけど綺麗に美しく書くってのが難しい、この小さな手で羽ペンで書くってかなり大変
今日はライラさんに首輪の解呪を試しにやってもらうことで朝ご飯を早めに食べて準備万端待っているところなのだ
すると突然ドアのほうからノック音が聞こえライラさん参上、これ多分転移してきたんじゃないかな?
エフリアちゃんもやってきてぴょんと飛んだかと思うとあたしの膝の上に着地した
「おはよ~今日も可愛いでしゅねえ~もふもふでしゅ」
”マリーは我を触るのが好きだな”
”嫌いでしゅか?”
”いや・・・・・マリーならば構わない”
「おはようマリー迎えに来たぞ今日は客が来る予定だからちと急ぐ、すぐ出発するぞ」
「おはようごじゃいましゅ!あの~大丈夫でしゅか?」
「ああ、大丈夫だ前から知ってるやつなんだよそれとシスターには言ってきたから大丈夫だ」
そういうと手を引いて誰もいない廊下を出ると案の定転移してライラさんの部屋へと直行する
部屋の中に移動すると見知らぬ人間がふたり・・・・・20代半ば位の男性と10歳位の綺麗な男の子がいた
「遅いぞライラ待ちくたびれたぞ」
なんだか偉そうに言う金髪に紫の瞳の不機嫌そうな美少年がそこにいた
これがあたしと彼、アルフレッドとの最初の出会いだった
「行くでしゅよ「あの魔女は子供を食べちゃうって噂もあるって聞くわマリーなんてすぐに食べられちゃうかもよ」
「しょんな~ライラしゃんは食べたりしないでしゅよもしそうならあたちはとっくに食べられてるじゃないでしゅか~ないない!!そんなのないでしゅよ」
笑って否定するあたしに心配そうな顔を向けるロジータちゃん
本心から心配してるのかもしれないけどこの言い方は前世の記憶をもつあたしにとってまさに子供騙し
そんなことより自分の名前をきちんと書けるように練習してる日々
まあ当然のことながらこの世界のABCのようなものは全て書けるようになった
だけど綺麗に美しく書くってのが難しい、この小さな手で羽ペンで書くってかなり大変
今日はライラさんに首輪の解呪を試しにやってもらうことで朝ご飯を早めに食べて準備万端待っているところなのだ
すると突然ドアのほうからノック音が聞こえライラさん参上、これ多分転移してきたんじゃないかな?
エフリアちゃんもやってきてぴょんと飛んだかと思うとあたしの膝の上に着地した
「おはよ~今日も可愛いでしゅねえ~もふもふでしゅ」
”マリーは我を触るのが好きだな”
”嫌いでしゅか?”
”いや・・・・・マリーならば構わない”
「おはようマリー迎えに来たぞ今日は客が来る予定だからちと急ぐ、すぐ出発するぞ」
「おはようごじゃいましゅ!あの~大丈夫でしゅか?」
「ああ、大丈夫だ前から知ってるやつなんだよそれとシスターには言ってきたから大丈夫だ」
そういうと手を引いて誰もいない廊下を出ると案の定転移してライラさんの部屋へと直行する
部屋の中に移動すると見知らぬ人間がふたり・・・・・20代半ば位の男性と10歳位の綺麗な男の子がいた
「遅いぞライラ待ちくたびれたぞ」
なんだか偉そうに言う金髪に紫の瞳の不機嫌そうな美少年がそこにいた
これがあたしと彼、アルフレッドとの最初の出会いだった