転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君?平民のままがいいので逃げてもいいですか
32
アウラside
いつものあたしならこんな怪しい男についていったりしないのに多分直感というものが働いたんだと思う
代わり映えのしない毎日、底辺の生活を送るあたしに誰かが手を差し伸べてくれるのを・・・・
男は慣れた手つきでお茶をいれるとマグカップをあたしの目の前に置いた
真っ黒い飲み物・・・・・これはなに?傍にあるのはミルクと砂糖?かなこれをどうしろと?
「こんなものしかないけど・・・・・これは最近王都の貴族の間に流行ってる珈琲って飲み物だよ
ミルクと砂糖を入れると女性でも飲みやすいはずだよ」
「はあ・・・・・「何も入ってないよ毒なんて入れてない」
そう言いながら同じポットから注いだ珈琲を飲む彼
一瞬何か薬でも入れられて何かされるんじゃないかと頭に過ったのを見透かされていたようだ
あたしのような小娘の行動なんて手に取るように判るって言われてるような感じがした
「この苦さがなかなか病みつきでね一度飲んだら手放せなくなっちゃって・・・・まあ飲んでみてよ」
「はい・・・・・あっ、お・・・・・おいしいです」
「だろ?まああまり飲みすぎると夜寝れなくなったりするけど「・・・・で?要件は?あたしを連れてきた訳を話してください」
「そうだったね、僕の名前はオスカー一応魔術師なんてもんやってるよ」
「魔術師・・・・・ってことは貴族?なんですか?」
「まあそうだよ貴族だけどそこら辺はあんまり詮索しないでもらえると助かる」
「わかりました」
「ふっ、物分かりがいい人間は俺は好きだよ・・・・・で、ここからが本題」
彼は何処から出したのかテーブルの上に黒っぽい箱を置く
魔力があまりないあたしでも判るくらいその箱からは強い魔力が感じられて思わず身構えた
「開けてみて・・・・」
「いいんですか?でも・・・・「大丈夫だよアウラ、君に危害を加えたりしない」
「え?なんであたしの名前」
「魔術師でもあるけど俺は霊感もあってね君の守護霊でもあるお母さんがしきりにアウラあたしの愛しいアウラってしきりに言ってるからああ、君の名前はアウラなんだってわかったんだよ」
「嘘・・・・・?守護霊ってお母さん?」
「そう、君を心配そうに見てるだからこれを君に渡していいものか迷ったんだけどアウラのように自分を変えたいって向上心があって負けん気の強い女の子って平民にはあんまりいなくてね」
「そう・・・・・なんですか?「まあ、平民じゃ意味がない君は孤児だけど貴族の血がはいってるだろ?」
「そ、そんなことまでわかるんですか!?」
「まあね、で・・・・・これなんだけど君に身に着けて欲しいんだ」
「わああっ綺麗!!」
箱に入っていたのは見た感じ透明なガラス細工のような腕輪で光の加減によりキラキラと虹色に光るその腕輪はこの世の物とは思えないくらい美しい腕輪だった
「これはただの腕輪じゃない膨大な魔力が込められている」
「魔力・・・・」
「聖魔法、聖女だけが使えると言われている聖魔法が込められているんだ」
「聖魔法?聖魔法って確か三大公爵家のひとつだけが使えるってあの?」
「そうだ・・・・・・シュバイツァー公爵家の息女だけが使えると言われている聖魔法がこれには込められている」
「・・・・・・!!」
いつものあたしならこんな怪しい男についていったりしないのに多分直感というものが働いたんだと思う
代わり映えのしない毎日、底辺の生活を送るあたしに誰かが手を差し伸べてくれるのを・・・・
男は慣れた手つきでお茶をいれるとマグカップをあたしの目の前に置いた
真っ黒い飲み物・・・・・これはなに?傍にあるのはミルクと砂糖?かなこれをどうしろと?
「こんなものしかないけど・・・・・これは最近王都の貴族の間に流行ってる珈琲って飲み物だよ
ミルクと砂糖を入れると女性でも飲みやすいはずだよ」
「はあ・・・・・「何も入ってないよ毒なんて入れてない」
そう言いながら同じポットから注いだ珈琲を飲む彼
一瞬何か薬でも入れられて何かされるんじゃないかと頭に過ったのを見透かされていたようだ
あたしのような小娘の行動なんて手に取るように判るって言われてるような感じがした
「この苦さがなかなか病みつきでね一度飲んだら手放せなくなっちゃって・・・・まあ飲んでみてよ」
「はい・・・・・あっ、お・・・・・おいしいです」
「だろ?まああまり飲みすぎると夜寝れなくなったりするけど「・・・・で?要件は?あたしを連れてきた訳を話してください」
「そうだったね、僕の名前はオスカー一応魔術師なんてもんやってるよ」
「魔術師・・・・・ってことは貴族?なんですか?」
「まあそうだよ貴族だけどそこら辺はあんまり詮索しないでもらえると助かる」
「わかりました」
「ふっ、物分かりがいい人間は俺は好きだよ・・・・・で、ここからが本題」
彼は何処から出したのかテーブルの上に黒っぽい箱を置く
魔力があまりないあたしでも判るくらいその箱からは強い魔力が感じられて思わず身構えた
「開けてみて・・・・」
「いいんですか?でも・・・・「大丈夫だよアウラ、君に危害を加えたりしない」
「え?なんであたしの名前」
「魔術師でもあるけど俺は霊感もあってね君の守護霊でもあるお母さんがしきりにアウラあたしの愛しいアウラってしきりに言ってるからああ、君の名前はアウラなんだってわかったんだよ」
「嘘・・・・・?守護霊ってお母さん?」
「そう、君を心配そうに見てるだからこれを君に渡していいものか迷ったんだけどアウラのように自分を変えたいって向上心があって負けん気の強い女の子って平民にはあんまりいなくてね」
「そう・・・・・なんですか?「まあ、平民じゃ意味がない君は孤児だけど貴族の血がはいってるだろ?」
「そ、そんなことまでわかるんですか!?」
「まあね、で・・・・・これなんだけど君に身に着けて欲しいんだ」
「わああっ綺麗!!」
箱に入っていたのは見た感じ透明なガラス細工のような腕輪で光の加減によりキラキラと虹色に光るその腕輪はこの世の物とは思えないくらい美しい腕輪だった
「これはただの腕輪じゃない膨大な魔力が込められている」
「魔力・・・・」
「聖魔法、聖女だけが使えると言われている聖魔法が込められているんだ」
「聖魔法?聖魔法って確か三大公爵家のひとつだけが使えるってあの?」
「そうだ・・・・・・シュバイツァー公爵家の息女だけが使えると言われている聖魔法がこれには込められている」
「・・・・・・!!」