転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君?平民のままがいいので逃げてもいいですか
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「突然申し訳ないわたしはアルカイド帝国第二王子アルフレッド、母上の治療をアウラ殿に頼みたく取り急ぎ参った」
「はじめましてわたしはアウラと申します・・・・・アルフレッド王子今日はどんなご用で?」
「母上の治療をしてもらいたくて来た!お願いだ!!母上を助けてくれないか?熱が高くて死にそうなんだ!!」
「では取りあえずお母様をそちらのベッドに寝かせてもらえますか?」
アウラさんは少し嫌そうな顔を一瞬浮かべたかと思うと王子は無言でお母様をベッドへと寝かせた
嫌そうな顔を浮かべたのは一瞬だったからみんなわからなかったみたいだけど妙に気になった
「治療はしてもらえるだろうか?」
「よろしいですけど皆様にはなんらかの対価を頂いておりますがどういたしましょうか?」
「・・・・・は?た、対価だと?」
「はい、お金が一番ですがなければほかの物でも構いません」
「ふっ・・・・大したものだな聖女様は」
「はい、頂いたものは全て教会へと寄付という形になりますのでわたしが全て独り占めというわけではございませんそれは誤解無きよう
それで実は王子殿下に折り入ってお願いがあるのですが・・・・・」
「お願い・・・・?」
「はい願いを叶えて下さればお金はいりません」
「なんだと・・・・」
「王太子殿下にお会いできるお約束を頂けるのであればお母様を治療いたしますわ」
アウラさんの言葉に思わず絶句した
一介の市民が我がアルカイド帝国の皇太子殿下に会わせろって簡単に言うけど簡単なことじゃない
確かこの国の市民が会えるのって年に一回のお誕生日の時や新年のご挨拶の時に王宮のバルコニーから姿が見られる位って聞いたことがあるあたしはいまだに会ったことはないけどなんでも毎年沢山の人が見に来るらしく遠くからちらっと見る程度らしい
そんな雲の上の存在に会わせてもらえるんだろうか?
「兄上は忙しいひとだから今、即答は出来ない」
「まあそうですか残念ですわ・・・・・でもお話はして頂けるかしら?」
「ああ、いいだろう兄上にはここ最近滅多に会うこともないが俺から頼んでみよう」
後日聞いた話では非公式に会うことが決まったらしい
彼女とアルフレッド王子君のやりとりに呆気にとられたあたしはただ見て居るしか出来なかった
なんだか女王様のような彼女に孤児院に居た時と同一人物なのかと思ってしまう
でもやっぱりアウラさんは聖女なんだ・・・・だって見事に治してしまうんだもん
あたしが彼女を食い入るように見つめる後ろでライラさんが神妙な顔つきで何かを考え込んでいる
あ・・・・・あれ?なんだろ?ふらふらする立っていられない
あたし・・・・あれ?
ライラは考えていたおかしい・・・・・なにかおかしい
この感覚はなんだろうこの娘は何故聖魔法が使える?
この子はシュバイツァー公爵家の息女?いやいやそんな訳ないだろう
ライラが疑問に思い考えていた瞬間マリーの首輪が熱を持ったように淡い光を放ったように見えた
マリーはアウラが治療を終えた瞬間ぷっつりと意識がなくなる
身体の中の全部が持っていかれたような感覚に恐怖を覚えていた
「はじめましてわたしはアウラと申します・・・・・アルフレッド王子今日はどんなご用で?」
「母上の治療をしてもらいたくて来た!お願いだ!!母上を助けてくれないか?熱が高くて死にそうなんだ!!」
「では取りあえずお母様をそちらのベッドに寝かせてもらえますか?」
アウラさんは少し嫌そうな顔を一瞬浮かべたかと思うと王子は無言でお母様をベッドへと寝かせた
嫌そうな顔を浮かべたのは一瞬だったからみんなわからなかったみたいだけど妙に気になった
「治療はしてもらえるだろうか?」
「よろしいですけど皆様にはなんらかの対価を頂いておりますがどういたしましょうか?」
「・・・・・は?た、対価だと?」
「はい、お金が一番ですがなければほかの物でも構いません」
「ふっ・・・・大したものだな聖女様は」
「はい、頂いたものは全て教会へと寄付という形になりますのでわたしが全て独り占めというわけではございませんそれは誤解無きよう
それで実は王子殿下に折り入ってお願いがあるのですが・・・・・」
「お願い・・・・?」
「はい願いを叶えて下さればお金はいりません」
「なんだと・・・・」
「王太子殿下にお会いできるお約束を頂けるのであればお母様を治療いたしますわ」
アウラさんの言葉に思わず絶句した
一介の市民が我がアルカイド帝国の皇太子殿下に会わせろって簡単に言うけど簡単なことじゃない
確かこの国の市民が会えるのって年に一回のお誕生日の時や新年のご挨拶の時に王宮のバルコニーから姿が見られる位って聞いたことがあるあたしはいまだに会ったことはないけどなんでも毎年沢山の人が見に来るらしく遠くからちらっと見る程度らしい
そんな雲の上の存在に会わせてもらえるんだろうか?
「兄上は忙しいひとだから今、即答は出来ない」
「まあそうですか残念ですわ・・・・・でもお話はして頂けるかしら?」
「ああ、いいだろう兄上にはここ最近滅多に会うこともないが俺から頼んでみよう」
後日聞いた話では非公式に会うことが決まったらしい
彼女とアルフレッド王子君のやりとりに呆気にとられたあたしはただ見て居るしか出来なかった
なんだか女王様のような彼女に孤児院に居た時と同一人物なのかと思ってしまう
でもやっぱりアウラさんは聖女なんだ・・・・だって見事に治してしまうんだもん
あたしが彼女を食い入るように見つめる後ろでライラさんが神妙な顔つきで何かを考え込んでいる
あ・・・・・あれ?なんだろ?ふらふらする立っていられない
あたし・・・・あれ?
ライラは考えていたおかしい・・・・・なにかおかしい
この感覚はなんだろうこの娘は何故聖魔法が使える?
この子はシュバイツァー公爵家の息女?いやいやそんな訳ないだろう
ライラが疑問に思い考えていた瞬間マリーの首輪が熱を持ったように淡い光を放ったように見えた
マリーはアウラが治療を終えた瞬間ぷっつりと意識がなくなる
身体の中の全部が持っていかれたような感覚に恐怖を覚えていた