転生した平凡顔な捨て子が公爵家の姫君?平民のままがいいので逃げてもいいですか
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「あのアウラって娘かなりの野心家だたいしたもんだよ」
「え?師匠アウラさんが野心家ですか」
「そうだろ!今や王族と教会をひっかきまわしてるじゃないかあれはなんとかなんないのかねえ~あの子に治療してほしくて身売りする奴までいるって話だよ」
ここ最近聖女アウラさんの噂と評判で王都はもちきりだ
キラキラと淡い光をまとう聖魔法はそれだけで価値がありアウラさんの美貌も加わって毎日目が回るほど忙しいんだとか
治療してもらうにはお金が必要らしいが最低でも金貨三枚からってのが目安、でも平民にとって金貨三枚もあれば一年は楽に暮らせる金額・・・・・それが教会に全部入るなんていったいどうなってるんだろう
でも欠損まで治せる魔法はなかなかない、いや唯一なんだろうからアウラさんの御業に王家も無視出来なくなり皇太子殿下との結婚話まで出ているようだすごいなあ
「マリーあたしはアウラさんの力はどうにも納得がいかないんだよ」
「師匠、納得がいかないってどういうことですか?」
「わからない・・・・・わからないが納得できないってあたしの心がそう言ってるんだよ!まあいいさ考えても仕方ない今日は予定通りこの首輪を取ってさっぱりしようじゃないか」
「はい!!」
「じゃあ行くよ・・・・・いいね?」
結果その日は首輪は外れませんでした
理由は魔力を抑える魔法ともうひとつ厄介な魔法がかけられていたから・・・・・なんと外れるまで3日かかりました
魔力が流れてきたって感覚はかなりある例えていうなら温かい何かが身体を駆け巡ってる感じ
一気にきたって感じと身体が熱をもっているような感覚がしてとにかく変な感じがする
なにより驚いたのが・・・・・・
「はあ~これは・・・・・」
「師匠・・・・ど、どうしたんですか?」
「認識阻害」
「へ・・・・!?」
「お前さん認識阻害の魔法が同時にかけられてるよ」
に・・・・・認識阻害!?な・・・・なんでまた?
「鏡見てごらん?マリーの本当の姿を」
鏡に写っていたのは金色の長い髪と吸い込まれそうな大きな愛らしい瞳は紫色、ミルク色の滑らかな肌と瑞々しい雰囲気の整った顔立ちの美少女がそこにいた
「金色の髪に紫の瞳・・・・・これはもしかして」
「し・・・・師匠?どうかしたんですか?あ、あたしどうしよう容姿が依然とまるで違う」
”主、金色の髪に紫の瞳思い浮かぶことはないか?”
それまでお昼寝をしていたエフリアちゃんが突然何かを言い始めた
鏡の前で驚いているあたしにエフリアちゃんは語り掛けるように言葉を繋いでいった
”歴代の聖女は皆、金色の髪に紫の瞳だった”
「そうだ・・・・・そうだよ!!歴代の聖女!!そうか」
「でも師匠あ、あたし聖魔法なんて使えませんきっと外見だけなんですよ!」
”マリーの魔力を初めて感じたが心地いい・・・・・これもきっと聖女の要素がある証拠だ”
「エフリアちゃん・・・・」
「マリー判るもんなんだよ何故かねしかしお前さんからは途方もない魔力を感じるね」
「師匠今の自分では何がなんだかわかってないです」
そう戸惑いながらうつむいていると窓の隙間から一通の手紙が宙を舞う
あ?これ魔法便!!アルフレッド王子が来るのかな?そう思いながら師匠が手紙を読みのを見つめる
途端に険しい顔を浮かべる彼女に胸がざわざわした
「ど、どうしたんですか?何かあったんですか」
「北部で魔物の襲撃があって領民は勿論畑や作物にも影響があったらしい」
「北部・・・・・「雪の多い地方だよ討伐にアルフレッド王子も辺境伯の部隊とともに討伐に出ることが決定したらしい」
「アルフレッド王子も・・・・?」
「ああ、聖女様も一緒にね、この手紙が着くころにはもう出発してるって書いてある」
ライラさんの言葉に嫌な予感が駆け巡り彼の無事を願い気が付いたら祈りを捧げていた
「え?師匠アウラさんが野心家ですか」
「そうだろ!今や王族と教会をひっかきまわしてるじゃないかあれはなんとかなんないのかねえ~あの子に治療してほしくて身売りする奴までいるって話だよ」
ここ最近聖女アウラさんの噂と評判で王都はもちきりだ
キラキラと淡い光をまとう聖魔法はそれだけで価値がありアウラさんの美貌も加わって毎日目が回るほど忙しいんだとか
治療してもらうにはお金が必要らしいが最低でも金貨三枚からってのが目安、でも平民にとって金貨三枚もあれば一年は楽に暮らせる金額・・・・・それが教会に全部入るなんていったいどうなってるんだろう
でも欠損まで治せる魔法はなかなかない、いや唯一なんだろうからアウラさんの御業に王家も無視出来なくなり皇太子殿下との結婚話まで出ているようだすごいなあ
「マリーあたしはアウラさんの力はどうにも納得がいかないんだよ」
「師匠、納得がいかないってどういうことですか?」
「わからない・・・・・わからないが納得できないってあたしの心がそう言ってるんだよ!まあいいさ考えても仕方ない今日は予定通りこの首輪を取ってさっぱりしようじゃないか」
「はい!!」
「じゃあ行くよ・・・・・いいね?」
結果その日は首輪は外れませんでした
理由は魔力を抑える魔法ともうひとつ厄介な魔法がかけられていたから・・・・・なんと外れるまで3日かかりました
魔力が流れてきたって感覚はかなりある例えていうなら温かい何かが身体を駆け巡ってる感じ
一気にきたって感じと身体が熱をもっているような感覚がしてとにかく変な感じがする
なにより驚いたのが・・・・・・
「はあ~これは・・・・・」
「師匠・・・・ど、どうしたんですか?」
「認識阻害」
「へ・・・・!?」
「お前さん認識阻害の魔法が同時にかけられてるよ」
に・・・・・認識阻害!?な・・・・なんでまた?
「鏡見てごらん?マリーの本当の姿を」
鏡に写っていたのは金色の長い髪と吸い込まれそうな大きな愛らしい瞳は紫色、ミルク色の滑らかな肌と瑞々しい雰囲気の整った顔立ちの美少女がそこにいた
「金色の髪に紫の瞳・・・・・これはもしかして」
「し・・・・師匠?どうかしたんですか?あ、あたしどうしよう容姿が依然とまるで違う」
”主、金色の髪に紫の瞳思い浮かぶことはないか?”
それまでお昼寝をしていたエフリアちゃんが突然何かを言い始めた
鏡の前で驚いているあたしにエフリアちゃんは語り掛けるように言葉を繋いでいった
”歴代の聖女は皆、金色の髪に紫の瞳だった”
「そうだ・・・・・そうだよ!!歴代の聖女!!そうか」
「でも師匠あ、あたし聖魔法なんて使えませんきっと外見だけなんですよ!」
”マリーの魔力を初めて感じたが心地いい・・・・・これもきっと聖女の要素がある証拠だ”
「エフリアちゃん・・・・」
「マリー判るもんなんだよ何故かねしかしお前さんからは途方もない魔力を感じるね」
「師匠今の自分では何がなんだかわかってないです」
そう戸惑いながらうつむいていると窓の隙間から一通の手紙が宙を舞う
あ?これ魔法便!!アルフレッド王子が来るのかな?そう思いながら師匠が手紙を読みのを見つめる
途端に険しい顔を浮かべる彼女に胸がざわざわした
「ど、どうしたんですか?何かあったんですか」
「北部で魔物の襲撃があって領民は勿論畑や作物にも影響があったらしい」
「北部・・・・・「雪の多い地方だよ討伐にアルフレッド王子も辺境伯の部隊とともに討伐に出ることが決定したらしい」
「アルフレッド王子も・・・・?」
「ああ、聖女様も一緒にね、この手紙が着くころにはもう出発してるって書いてある」
ライラさんの言葉に嫌な予感が駆け巡り彼の無事を願い気が付いたら祈りを捧げていた