【書籍化決定】貧乏令嬢のポジティブすぎる契約結婚〜継母としてもがんばります!〜
マリアもカトリーヌがいなくなり、歳の近いララがディアンヌの専属侍女になってくれたことで安心しているようだ。
カトリーヌがいなくなり、屋敷の雰囲気も以前よりもずっとよくなったように思う。
カトリーヌの件が落ち着いた頃。
リュドヴィックが招待状を持ってきた。
それは三カ月後に開かれる王国で開かれる盛大なパーティーの招待状だった。
(年に一回開かれるとても豪華なパーティーで国中の貴族たちが集まるのよね……!)
しかしメリーティー男爵家は色々な言い訳を駆使して参加を見送っていた。
両親は何度か参加したことがあるそうだが、社交界デビューをしていないディアンヌにとっては、パーティー自体に出たことがない。
こんな時にふとディアンヌはシャーリーやカトリーヌの言葉を思い出す。
『身の程知らず』『リュドヴィック様に相応しくない』『社交界にも出たことのない貧乏令嬢』
しかし公爵夫人である以上は、契約結婚であろうと自分のやれることはすべてやりたい。
何よりそれがリュドヴィックの、ベルトルテ公爵家の評価に繋がるとなれば尚更だった。
マリアとララに相談すると、これから社交界シーズンになりパーティーでリュドヴィックと表舞台に出る機会は増えるそうだ。
その話を聞いて、ディアンヌはある決意する。
(わたしもベルトルテ公爵夫人として、社交界でのマナーを学ばないと!)
思い立ったらすぐ行動。
ディアンヌはすぐさまリュドヴィックの元に向かった。
カトリーヌがいなくなり、屋敷の雰囲気も以前よりもずっとよくなったように思う。
カトリーヌの件が落ち着いた頃。
リュドヴィックが招待状を持ってきた。
それは三カ月後に開かれる王国で開かれる盛大なパーティーの招待状だった。
(年に一回開かれるとても豪華なパーティーで国中の貴族たちが集まるのよね……!)
しかしメリーティー男爵家は色々な言い訳を駆使して参加を見送っていた。
両親は何度か参加したことがあるそうだが、社交界デビューをしていないディアンヌにとっては、パーティー自体に出たことがない。
こんな時にふとディアンヌはシャーリーやカトリーヌの言葉を思い出す。
『身の程知らず』『リュドヴィック様に相応しくない』『社交界にも出たことのない貧乏令嬢』
しかし公爵夫人である以上は、契約結婚であろうと自分のやれることはすべてやりたい。
何よりそれがリュドヴィックの、ベルトルテ公爵家の評価に繋がるとなれば尚更だった。
マリアとララに相談すると、これから社交界シーズンになりパーティーでリュドヴィックと表舞台に出る機会は増えるそうだ。
その話を聞いて、ディアンヌはある決意する。
(わたしもベルトルテ公爵夫人として、社交界でのマナーを学ばないと!)
思い立ったらすぐ行動。
ディアンヌはすぐさまリュドヴィックの元に向かった。