ラブコール♡ティー
「……お父さんの怪我は全治約三か月。バイトをするのはそれまでの期間だ」
……三か月。
正直、それよりもっとって気持ちはあるけど。
こればかりは、仕方ない。
私は、お父さんに育ててもらっている身だし。
「うん、分かった! バイト先にもそう話しておくよ。……許してくれてありがとう、お父さん」
「ああ。こっちこそありがとう、ももな」
私は、その言葉にうなずいた。
私のバイト収入だけじゃ、ほんの少ししか力になれないことは分かってる。
だけど、力になれないよりかはマシだよねっ!
まずは、バイトの面接合格だ!
病院の窓からは、きらきらとした夕焼け空が見えた。