冷徹無慈悲なCEOは新妻にご執心~この度、夫婦になりました。ただし、お仕事として!~
 潤はあらためて、櫂に向き直り手を差し出した。

「色々、本当にありがとう」
「あぁ。潤の活躍、楽しみにしてるから」

 櫂は彼の手を力強く、握り返した。それから、潤は咲穂に顔を向ける。

「咲穂さんも。元気でね」
「はい、潤さんも身体に気をつけて!」

 クスリといたずらっぽく笑んで、彼は咲穂と櫂の顔を交互に見やる。

「そういえば、俺……独身になったんだった。次に帰国したときには、咲穂さんを口説いてもいいわけか」
「――いいわけないだろっ」

 櫂のツッコミと、みんなの笑い声が賑やかに響いた。              END

 
 





 
 
 


 

 


 



 









 

 

< 165 / 165 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:158

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

呪い殺された地味令嬢が最愛妃になるまで~お仕えしていた不遇王子が知らぬ間にヤンデレ皇帝となって、私を花嫁にご所望です⁉~

総文字数/106,975

ファンタジー187ページ

第5回ベリーズカフェファンタジー小説大賞エントリー中
表紙を見る
表紙を見る
冷徹ドクターは懐妊令嬢に最愛を貫く
  • 書籍化作品
[原題]極上外科医の初夜指南~懐妊妻は甘やかな檻にとらわれる~

総文字数/93,388

恋愛(純愛)188ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop