冷徹無慈悲なCEOは新妻にご執心~この度、夫婦になりました。ただし、お仕事として!~
潤はあらためて、櫂に向き直り手を差し出した。
「色々、本当にありがとう」
「あぁ。潤の活躍、楽しみにしてるから」
櫂は彼の手を力強く、握り返した。それから、潤は咲穂に顔を向ける。
「咲穂さんも。元気でね」
「はい、潤さんも身体に気をつけて!」
クスリといたずらっぽく笑んで、彼は咲穂と櫂の顔を交互に見やる。
「そういえば、俺……独身になったんだった。次に帰国したときには、咲穂さんを口説いてもいいわけか」
「――いいわけないだろっ」
櫂のツッコミと、みんなの笑い声が賑やかに響いた。 END
「色々、本当にありがとう」
「あぁ。潤の活躍、楽しみにしてるから」
櫂は彼の手を力強く、握り返した。それから、潤は咲穂に顔を向ける。
「咲穂さんも。元気でね」
「はい、潤さんも身体に気をつけて!」
クスリといたずらっぽく笑んで、彼は咲穂と櫂の顔を交互に見やる。
「そういえば、俺……独身になったんだった。次に帰国したときには、咲穂さんを口説いてもいいわけか」
「――いいわけないだろっ」
櫂のツッコミと、みんなの笑い声が賑やかに響いた。 END