ゆれて、ふれて、甘言を弄して




「不死原君、すき、です。大好きです。」





ハンカチをデスクから持ってくればよかった。


自分がそれを伝えた瞬間、さらに涙線がゆるんで涙液が溢れてしまった。


せっかく潤ったんだから、どうか枯れませんように。









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