ゆれて、ふれて、甘言を弄して

不死原君。私はさ、



「···ばちゅいちなのっ」



あ、噛んだ。

嚙んだ噛んだ。



「え?」

「バツイチなの!…じゃあねっ」




だから、ごめんね。




もう、なんかもう、ほんとさ、色々ごめんね。



噛んだし。










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