この初恋はもう不可抗力
モテるのが容易に理解出来る。



こういう人がたくさんいればいいのになって思ってしまう。



「あ、ありがとうございます…!」



神楽会長は口角をあげたままちゃんと目を合わせて頷いてくれる。



親切な対応に、私まで笑顔になってしまった。



さぁ、バイトに行かなきゃっ。



校門を出て、早歩きでバイト先へと急いだ。

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