恋の甘さはヘビィ級
レオンがいなくなった教室で、ヒロインは首を傾げた。
ヒロイン「あと、一分…」
---あと一分でお昼休憩は終わりで、授業が始まるというのに。---
メイ「そこ?!」
ヒロイン「メイ、あと一分なのよ?」
幼なじみのメイが、後ろの席から私を突いた。
---そこじゃなかったらなんだって言うの。分かってる、分かってるわ。レオが告白をいつもされ慣れているということだって…!!---
ヒロインには3つのコンプレックスがあった。
①身長171cm(まだ伸びしろ有り)、
②大きなウェーブのかかった髪(長さはミディアム)、
ヒロイン「私の髪って…」
メイ「そ、そっちよ…」
ヒロインは、メイに向かって自分の髪を手櫛してみせた。
---どうなのかしら。---
ヒロイン「メイはボブね」
ニコッと、メイに向かって微笑んでみた。
幼なじみの告白現場には、良い情報が転がって来る事を学んでしまったヒロインである。
そして、ヒロインは幼なじみのメイに深く嫉妬をした。いや、していた。…とても幼顔で可愛らしいメイに。
③日々大人への階段を上る顔(美人)