レンズ越しの君へ
「高校は中学と違っていろいろなことを自分で作り上げていきます。それが最高の思い出になるのでぜひ一緒に楽しい学校生活を送りましょう。」
はあ、間違えずに言えた…
舞台から降りて一安心。
「お疲れさま。良かったよ。」
「菜穂先輩、かっこよかったです!」
私やっぱりこういう場は苦手。
なんだか安心したら喉乾いちゃった。
お茶でも買ってこよう。
自販機でお茶を買ってベンチに座ると思わず大きなため息が出た。
「うわー、幸せ逃げちゃいそうなため息。ダメだよ、せんせ?」
「ひゃあっ!」
冷たい!
てから滑ってペットボトルを落としてしまった。
「涼太君!脅かさないでよ…」
お茶が少しシャツにこぼれちゃった。
「あっ、ごめん。これ使って。」
ハンカチを出してくれる。
「すごいね、ほんとに生徒会副会長さんなんだ。かっこ良かったよ、せんせ。」
そう、なのかな。
まあ中学生にそう言われたなら一番良かったけど。
はあ、間違えずに言えた…
舞台から降りて一安心。
「お疲れさま。良かったよ。」
「菜穂先輩、かっこよかったです!」
私やっぱりこういう場は苦手。
なんだか安心したら喉乾いちゃった。
お茶でも買ってこよう。
自販機でお茶を買ってベンチに座ると思わず大きなため息が出た。
「うわー、幸せ逃げちゃいそうなため息。ダメだよ、せんせ?」
「ひゃあっ!」
冷たい!
てから滑ってペットボトルを落としてしまった。
「涼太君!脅かさないでよ…」
お茶が少しシャツにこぼれちゃった。
「あっ、ごめん。これ使って。」
ハンカチを出してくれる。
「すごいね、ほんとに生徒会副会長さんなんだ。かっこ良かったよ、せんせ。」
そう、なのかな。
まあ中学生にそう言われたなら一番良かったけど。