レンズ越しの君へ
この前のこと。
それはあの花火大会の日のことだ。
告白、されたんだ。
「俺、風見の頑張り屋なとことか、なんでも真面目に一生懸命するとことか、好きなんだ。」
瀬戸口君は私のこと、ちゃんと見て、好きになってくれてる。
きっと付き合ったら楽しいと思う。
話も合うし、瀬戸口君自身も真面目で優しい。
私にはきっと、こういう人があってる。
「風見は優しいから、俺の告白のことで悩んでるなら、早めに決断をしてくれると…俺も嬉しい。」
今日、最後に去っていく後ろ姿を見た。
三つも年下。
女の子にもモテて、きっと人気者。
一緒にいたら心臓が落ち着かなくて、ドキドキしっぱなし。
そして私の生徒。
私は彼の先生。
…私、間違ってないよね。
「…ごめんなさい。」
「そっか…ごめんな、こんな大切な時期に。」
瀬戸口君は何も悪くない。
こんな私のこと、好きだって言ってくれた。
それはあの花火大会の日のことだ。
告白、されたんだ。
「俺、風見の頑張り屋なとことか、なんでも真面目に一生懸命するとことか、好きなんだ。」
瀬戸口君は私のこと、ちゃんと見て、好きになってくれてる。
きっと付き合ったら楽しいと思う。
話も合うし、瀬戸口君自身も真面目で優しい。
私にはきっと、こういう人があってる。
「風見は優しいから、俺の告白のことで悩んでるなら、早めに決断をしてくれると…俺も嬉しい。」
今日、最後に去っていく後ろ姿を見た。
三つも年下。
女の子にもモテて、きっと人気者。
一緒にいたら心臓が落ち着かなくて、ドキドキしっぱなし。
そして私の生徒。
私は彼の先生。
…私、間違ってないよね。
「…ごめんなさい。」
「そっか…ごめんな、こんな大切な時期に。」
瀬戸口君は何も悪くない。
こんな私のこと、好きだって言ってくれた。