女好きのモフモフ白虎様と✕✕な神子
紅葉は風雅の背中をバシバシ叩いていたが風雅は笑いながら喜び。
白神家全員は真っ青になっていた。

『一番可愛いところはね〜』

風雅は紅葉の腰を引き寄せ顎クイッとしてディープキスをする。

「ん、んぅ…っ!」

(やだ…力が抜けちゃうよ…)

「ふ…はぁっ」
唇を離されると息苦しさから解放される

『ね?紅葉のキス顔ってやらしいから好きなんだ〜』

「…!」
周りを見た紅葉


(うわああああああっ!!家族の前でえぇぇぇ!!何してくれとんじゃあああっ!!)


プロレス技をキメると嬉しそうな風雅

ギャーギャーしてる風雅と紅葉に唖然とし、紋十郎は娘が男にキスされている事に怒りたいが、相手が神獣ゆえに何も言えなかった。


「乙女の唇を〜好きでもないくせに!」

『うん。紅葉がオレの番《つがい》になりたいって可愛くおねだりしたら、番にしちゃおっかな☆』

「絶対ならんわ!!」


食事会なのだが、食が進まない白神家。
紋十郎は胃が痛んでいた。
三女の美晴だけは「面白い人が家族になったね!」と喜びご飯をパクパク食べた


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