ホスト様と私の恋
『瑠愛、大丈夫。矢真斗なら』

「うん」


矢真斗さんなら大丈夫…

って、私も思ってる。


だからこそ...って思っちゃうんだけど...

これは、天音には言わないどこう。


『じゃ!お邪魔しちゃ悪いから、電話切るね!』

と言って電話は切れた。


お邪魔しちゃ悪いって、なにが?ってわからなかったけど。

まぁ、いいや。


天音に言われたことを考えていると、ドアがあいた。


「起きてたか」

「あ、はい」

「飯、食えるか?」


ご飯?

そういえば、お腹すいたかも!


「はい、食べれます」

「じゃあ、こっち来い」


言われたまま、私は矢真斗さんについて行った。


案内されたのはリビング。

テーブルには、美味しそうな和食が並んでいた。
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