異世界召喚された聖女(仮)と3つのカタチ
二章
頭上から光が現れ、その光はだんだんと小さくなり、星来の目の前で止まる。
なんとなく手をかざすと光は何かの形になり、姿を現した。

現れたのは小さいな白鹿(はくろく)だ。


「白い鹿?」

テレーゼ達、4人は驚く 



『星来…(わらわ)はジャンヌと申すぞ。よく我を呼び出したな、褒めてやるぞよ』


白い鹿は虹色のオーラを(まと)い、星来の両手サイズくらいのマスコットで見た目も声も可愛い。


「神様が現れるなんて!」
テレーゼが困惑する

「神様が来たならじゃあ私はお役御免だね。神様なら元の世界に返してください」

星来は呑気に喜んだ


『妾は神ではない。正確には神の片鱗ではあるが…神の使いと言っておくかのぅ』
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