愛したがりの若頭と売られた私
「――――ん!旨いっ!
美味しいよ、茉咲!」
「そ、そうですか?
良かったです、お口に合ったみたいで…!
でも、すみません…
こんなありきたりな食事で……」
「え?どうして?
とっても温かくて、気持ちのこもった美味しい食事だよ?」
「でも夜凪さんは、あのレストランのような食事をとられてるんですよね?」
「うーん…
まぁ、そんな感じだけど…
たまーに作ってた時は、結構簡単なのばっかだよ?
チャーハンとか、丼ぶりとか…」
「そうなんですか?(笑)」
(なんか、意外…)
「うん!
結構僕、庶民的な食事好きだよ!」
「あ!ちなみに、どんな料理が好きですか?」
「んー、そうだなぁー」
「あ!ちょっと待ってください!
メモを……」
バッと立ち上がり、メモ用紙を持って来た茉咲。
ペンを構える。
「フフ…
僕、取材されてるみたい!(笑)
んー、基本には魚の方が好みではあるかな?
刺身も、焼魚も、煮魚、フライも好き!
でも時々無性に、ステーキとか焼肉食べたくなる(笑)
だから、洋食より和食が好きかな?
ほら、ご飯と味噌汁と、シャケ!みたいな!」
「了解しました!」
「でも一番好きなのは、茉咲だよ!」
「………え?/////」
「茉咲が作る物が好き!
だからね。
茉咲が作ってくれた物は、何でも食べるよ!」
「……/////」
「フフ…ほんと、可愛いな!」
向かいに座っている夜凪から手が伸びてきて、頭を撫でられた。
夕食を終え、片付けると……
ソファに座っている夜凪から「こっち来て?」と呼ばれる。
隣に座ると、茉咲の腰を抱き顔を寄せてきた夜凪。
口唇にキスをした。
「……/////」
照れたように顔を赤らめる、茉咲。
「茉咲ってピュアだよね!
キスしただけで、顔を赤くするから!」
「あ…/////」
「もしかして、経験ない…とか?」
「あ、いえ…」
「そっか…
やっぱ、いるよね…(笑)」
「でも、豊富では…ない…です…」
「うん、そんな感じだね(笑)
そんなところも可愛いな!」
そう言って、もう一度キスをした。
そしてチュッ、チュッと啄んで、深くなっていった。
美味しいよ、茉咲!」
「そ、そうですか?
良かったです、お口に合ったみたいで…!
でも、すみません…
こんなありきたりな食事で……」
「え?どうして?
とっても温かくて、気持ちのこもった美味しい食事だよ?」
「でも夜凪さんは、あのレストランのような食事をとられてるんですよね?」
「うーん…
まぁ、そんな感じだけど…
たまーに作ってた時は、結構簡単なのばっかだよ?
チャーハンとか、丼ぶりとか…」
「そうなんですか?(笑)」
(なんか、意外…)
「うん!
結構僕、庶民的な食事好きだよ!」
「あ!ちなみに、どんな料理が好きですか?」
「んー、そうだなぁー」
「あ!ちょっと待ってください!
メモを……」
バッと立ち上がり、メモ用紙を持って来た茉咲。
ペンを構える。
「フフ…
僕、取材されてるみたい!(笑)
んー、基本には魚の方が好みではあるかな?
刺身も、焼魚も、煮魚、フライも好き!
でも時々無性に、ステーキとか焼肉食べたくなる(笑)
だから、洋食より和食が好きかな?
ほら、ご飯と味噌汁と、シャケ!みたいな!」
「了解しました!」
「でも一番好きなのは、茉咲だよ!」
「………え?/////」
「茉咲が作る物が好き!
だからね。
茉咲が作ってくれた物は、何でも食べるよ!」
「……/////」
「フフ…ほんと、可愛いな!」
向かいに座っている夜凪から手が伸びてきて、頭を撫でられた。
夕食を終え、片付けると……
ソファに座っている夜凪から「こっち来て?」と呼ばれる。
隣に座ると、茉咲の腰を抱き顔を寄せてきた夜凪。
口唇にキスをした。
「……/////」
照れたように顔を赤らめる、茉咲。
「茉咲ってピュアだよね!
キスしただけで、顔を赤くするから!」
「あ…/////」
「もしかして、経験ない…とか?」
「あ、いえ…」
「そっか…
やっぱ、いるよね…(笑)」
「でも、豊富では…ない…です…」
「うん、そんな感じだね(笑)
そんなところも可愛いな!」
そう言って、もう一度キスをした。
そしてチュッ、チュッと啄んで、深くなっていった。