愛したがりの若頭と売られた私
そんなある日。
夜凪とショッピングをしていた、茉咲。
「茉咲、これは?」
茉咲に服を買ってあげようとしている、夜凪。
色んな服を茉咲に提案していた。
「もう、大丈夫ですよ。
沢山買っていただいたし」
「えー!!
まだまだ買ってあげたい!」
「でもほら…
池治さん達、もう両手いっぱいですし…(笑)」
池治達組員が、後ろで両手にいっぱいに袋を抱えている。
それを見ながら言った。
「だって、最近茉咲“一段と綺麗になったから”」
「え?」
意味深な夜凪の言葉。
「恋でもしてるんじゃな〜い?(笑)」
「え……」
思わず、身体が固まる。
「………」
「………え、えーと…」
「僕に!」
「………へ?」
「ん?」
「え?あ…は、はい…!」
「フフ…やっぱり〜!
僕のこと、好きになってきてくれてるんだね!
嬉しいなぁ〜!」
「あ…」
「フフ…僕も、好き〜!!」
そう言って、茉咲を抱き締めた。
夜凪の腕の中で、茉咲はホッと肩を撫で下ろしていた。
そして………頬を擦り寄せていた夜凪の目が、ギラリと光った―――――――
「――――――茉咲、休憩しようか?」
「あ、はい」
「どっかでコーヒーでも飲も?」
「はい」
「じゃあ…茉咲のカフェに行こ?」
「………え?」
「え?嫌?」
「あ…い、いえ…」
池治が後部座席のドアを開ける。
茉咲を乗せ、夜凪が池治の肩を軽く叩いて目で合図した。
池治もその視線を受け、丁寧に頭を下げた。
ドアを閉め、池治が堺部に「頼むな」と意味深に言った。
そして堺部が運転をするため、運転席に乗り込んだ。
「あれ?堺部さん?」
「はい!
池治さんは、急遽仕事が入ったので」
「そうなんですね」
「じゃあ、向かいまーす!」
そう言って、ゆっくり発進させた。
そして池治は違う車に乗り込み、ある場所に向かった。
ホテルのエントランス。
そこで待っていたのは………
「お待たせしてすみません。
…………“ミハナさん”」
夜凪とショッピングをしていた、茉咲。
「茉咲、これは?」
茉咲に服を買ってあげようとしている、夜凪。
色んな服を茉咲に提案していた。
「もう、大丈夫ですよ。
沢山買っていただいたし」
「えー!!
まだまだ買ってあげたい!」
「でもほら…
池治さん達、もう両手いっぱいですし…(笑)」
池治達組員が、後ろで両手にいっぱいに袋を抱えている。
それを見ながら言った。
「だって、最近茉咲“一段と綺麗になったから”」
「え?」
意味深な夜凪の言葉。
「恋でもしてるんじゃな〜い?(笑)」
「え……」
思わず、身体が固まる。
「………」
「………え、えーと…」
「僕に!」
「………へ?」
「ん?」
「え?あ…は、はい…!」
「フフ…やっぱり〜!
僕のこと、好きになってきてくれてるんだね!
嬉しいなぁ〜!」
「あ…」
「フフ…僕も、好き〜!!」
そう言って、茉咲を抱き締めた。
夜凪の腕の中で、茉咲はホッと肩を撫で下ろしていた。
そして………頬を擦り寄せていた夜凪の目が、ギラリと光った―――――――
「――――――茉咲、休憩しようか?」
「あ、はい」
「どっかでコーヒーでも飲も?」
「はい」
「じゃあ…茉咲のカフェに行こ?」
「………え?」
「え?嫌?」
「あ…い、いえ…」
池治が後部座席のドアを開ける。
茉咲を乗せ、夜凪が池治の肩を軽く叩いて目で合図した。
池治もその視線を受け、丁寧に頭を下げた。
ドアを閉め、池治が堺部に「頼むな」と意味深に言った。
そして堺部が運転をするため、運転席に乗り込んだ。
「あれ?堺部さん?」
「はい!
池治さんは、急遽仕事が入ったので」
「そうなんですね」
「じゃあ、向かいまーす!」
そう言って、ゆっくり発進させた。
そして池治は違う車に乗り込み、ある場所に向かった。
ホテルのエントランス。
そこで待っていたのは………
「お待たせしてすみません。
…………“ミハナさん”」