君のハートにホームラン★
啓介とはまた違った背中。鍛えているんだろうなー。野球部だし。
触ってみたい……。なんて思った頃には既に優太の背中に触れてしまっていた。
「ん?何?」
振り返った優太は不思議そうにあたしを見つめてくる。
「何でもない」
そんな優太にあたしは首を横に振ってニッコリ笑顔を向けた。
触れた指先がほんのり熱い。
優太の背中は、やっぱりかなり引き締まってた。背筋フェチなあたしにとっては堪んない。
そんなこと優太には絶対に言えないけど。
「何だよ。変なやつ」
無邪気に笑う優太に癒される。
やばい。自然と顔がニヤケちゃうよ。何だか物凄く甘えたい。そんな気分になっちゃったあたし。
「ねぇ、優太。 おんぶして?」
優太にそうお願いしてみた。おんぶなんて子供みたいだけど別にいい。だって甘えたいんだもん。
「は? おんぶ? しょうがねーな」
優太は呆れたように溜め息を吐きながらも、しゃがんでくれた。
優しすぎでしょ。優太と付き合う女の子って絶対に幸せになれると思う。
あり得ないくらい溺愛してくれそうだし、浮気とかしなさそう。
そう思いながらあたしは優太の背中に身体を預けた。
ギュッと首に腕を絡ませ、バレないようにそっと背中に指を滑らせる。
堪んないね。うん。
「あ、部活に行かなくて大丈夫?」
軽々とあたしを持ち上げた優太に思い出して尋ねた。
勢い余って優太に泣き付いちゃったけど、よくよく考えてみれば部活に行く途中だったはず。
監督……、怖いって噂だし。あたしの所為で優太が怒られたら悪いもん。
触ってみたい……。なんて思った頃には既に優太の背中に触れてしまっていた。
「ん?何?」
振り返った優太は不思議そうにあたしを見つめてくる。
「何でもない」
そんな優太にあたしは首を横に振ってニッコリ笑顔を向けた。
触れた指先がほんのり熱い。
優太の背中は、やっぱりかなり引き締まってた。背筋フェチなあたしにとっては堪んない。
そんなこと優太には絶対に言えないけど。
「何だよ。変なやつ」
無邪気に笑う優太に癒される。
やばい。自然と顔がニヤケちゃうよ。何だか物凄く甘えたい。そんな気分になっちゃったあたし。
「ねぇ、優太。 おんぶして?」
優太にそうお願いしてみた。おんぶなんて子供みたいだけど別にいい。だって甘えたいんだもん。
「は? おんぶ? しょうがねーな」
優太は呆れたように溜め息を吐きながらも、しゃがんでくれた。
優しすぎでしょ。優太と付き合う女の子って絶対に幸せになれると思う。
あり得ないくらい溺愛してくれそうだし、浮気とかしなさそう。
そう思いながらあたしは優太の背中に身体を預けた。
ギュッと首に腕を絡ませ、バレないようにそっと背中に指を滑らせる。
堪んないね。うん。
「あ、部活に行かなくて大丈夫?」
軽々とあたしを持ち上げた優太に思い出して尋ねた。
勢い余って優太に泣き付いちゃったけど、よくよく考えてみれば部活に行く途中だったはず。
監督……、怖いって噂だし。あたしの所為で優太が怒られたら悪いもん。