Say-be-two
Taiken
「はい。お嬢ちゃん」
縁日で浴衣を着た 小さなワタシに ワタアメ屋の おじさんは 女の子の絵のついた ピンクの袋を 手渡してくれた。
「お嬢ちゃんだろ?可愛いねぇ」
うつむく ワタシの顔を 覗き込んで 大きな声で 笑った。
想えば この日が ワタシの中の ワタシを 初めて意識した 日だった。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

せつない恋の唄
lynmy3n/著

総文字数/238

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
Say-be-two
lynmy3n/著

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop