御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい


「あっ…!」

水音がより激しさを増す。
奏翔は全然やめてくれない。
結局取れなくてもう何度目かわからないほど達してしまう。

「奏翔っ…本当に…無理っ」

奏翔がようやく顔を上げた。

「ごめんな。可愛くて」

そう言ってグッと覆い被さるように身を寄せてオデコにキスをされ頭を撫でられる。

奏翔の身体が熱い。

そして奏翔は新品の箱を取り出して手早く準備をした。

新品…

私が思った事が伝わったのか奏翔はクスッと笑う。

「お前だけ。ここに来たの」

「そう…なの?」

「ああ」

浮かび上がる奏翔の綺麗な顔。
その瞳の奥は情欲で満ち溢れている。
鼻と鼻をくっつけ見つめてくる奏翔。

本当に整った顔をしている。
奏翔の髪が降りてきて顔に当たってくすぐったい。
私は奏翔の長めのパーマヘアをかき上げ耳にかけるとそのまままたキスが降ってきた。

それと同時に入り口で今か今かと私の意思とは無関係に、ヨダレを垂らして口を開いたり閉じたりしてしまっているその場所に、奏翔の熱く大きく硬くなったそれがツンと触れる。

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