御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
奏翔は向きを変え私を上に乗せた。

「か、奏翔は…う、動かないで」

私の腰を掴んでフッと笑う奏翔。
私はゆっくりとそこに腰を沈めていく。

こ、これなら自分で調整でき…

するとその時奏翔が下からズンと突き上げた。

「はぁんっ!」

そこから奏翔は容赦なく動き出す。

「な、なんでっ…あっ…! 動かないでって言ったのにっ…んっ」

「諦めろ。俺が可愛がりたい」

これじゃ余計に…奥までっ…

私の腰を掴んで全く動きを止めない奏翔。

「維織っ…」

「んっ…はぁっ…」

「いつから…好きだった?」

ガンと突き上げられ天を仰ぐ。
すっかり奏翔を咥え込んで蜜を垂らしているのを感じる。

「あっ…!」

ずっと…ずっとだよ…

そう言いたいのに…
今度は引き寄せられ私を抱きしめながら動き出す奏翔に、全く話す事ができない。

奏翔の逞しい腕に捕まえられたら身動きなんてとれない。
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