御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
「ごめん。怒んな、ほら」

そう言ってグッと奥まで入れてやる。

「あっ…キスしてっ…」

言われた通り維織にキスを降らせると俺の髪をかき上げ首の後ろに両腕を伸ばす。

唇がそっと離れて鼻と鼻をくっつける。

「好き。奏翔」

維織はこうして俺に言ってくれる。
それが嬉しいしたまらなく可愛い。

俺は入ったまま動かず、維織の顔の横に肘をついたまままたキスを繰り返す。

「はぁっ…んっ…」

「俺も好きだよ。愛しくてたまらない」

そこからゆっくりと沈めたままの腰を動かしていく。
次第にその律動は早くなり、俺の動きに合わせて維織が俺の下で鳴く。

「イきそっ…」

「ああ。一緒にっ…」

更に加速させ激しさが増していき2人同時に絶頂を迎えた。

しばらく維織の首元に顔をうずめ維織が呼吸を整えるのを待つ。

落ち着いたのがわかると、そっと顔を上げて見つめれば俺に腕を回したままニコっと微笑む維織。

「好きだよ、維織」

チュッとキスを降らせる。

どうか無事にハロウィンパーティーが終えられればいいと思いながらギュッと抱きしめた。

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