御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
宮殿のプリンセス
〜維織side〜
「うっそ…」
私は空港で奏翔に行き先を言われ唖然とする。
パスポートの話しはされてたので海外かなとは思っていたけど。
奏翔が選んだ行き先は、私が好きな青い魔人と宮殿のプリンセスの映画に出てくるような建物のある、あのインドの世界遺産タージ・マハルだった。
これは嬉し過ぎる。
飛びついてキスしてしまいたい。
この喜びをどう表現したらいい?
どうしよう、どうしよう。
そんな風にウズウズしていれば隣りで奏翔がクスッと笑う。
「驚いた?」
「驚いた。叫びたい」
「それはやめろ」
手を繋いで飛行機に乗り込む。
この人ケロっとしてるけどリッチだよね本当に。
さすがと言うべきか。
もちろん一円も出させてくれない。
「旅行とか久しぶりだわ」
「私も。最近全然行けてなかったもん」
「結城が手配してくれたんだ」
そう言ってニカッと笑う。
私は先日、秘書の結城さんを女性だと思ってバカみたいにヤキモチを妬いてしまった。
「秘書になに頼んでんのよ」
「ははは」
まぁそういう私も絃に散々こき使われているけど。
「うっそ…」
私は空港で奏翔に行き先を言われ唖然とする。
パスポートの話しはされてたので海外かなとは思っていたけど。
奏翔が選んだ行き先は、私が好きな青い魔人と宮殿のプリンセスの映画に出てくるような建物のある、あのインドの世界遺産タージ・マハルだった。
これは嬉し過ぎる。
飛びついてキスしてしまいたい。
この喜びをどう表現したらいい?
どうしよう、どうしよう。
そんな風にウズウズしていれば隣りで奏翔がクスッと笑う。
「驚いた?」
「驚いた。叫びたい」
「それはやめろ」
手を繋いで飛行機に乗り込む。
この人ケロっとしてるけどリッチだよね本当に。
さすがと言うべきか。
もちろん一円も出させてくれない。
「旅行とか久しぶりだわ」
「私も。最近全然行けてなかったもん」
「結城が手配してくれたんだ」
そう言ってニカッと笑う。
私は先日、秘書の結城さんを女性だと思ってバカみたいにヤキモチを妬いてしまった。
「秘書になに頼んでんのよ」
「ははは」
まぁそういう私も絃に散々こき使われているけど。