御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
息を切らし呼吸を整える。

「大丈夫か?」

「ふふ。大丈夫」

私の背中をツーっと指でなぞる。
ピクッと反応してしまえばクスッと笑われる。

「奏翔ばっかりずるい」

「ずるい?」

「余裕そう」

するとフッと微笑む。

「そう見えるか?」

「違うの?」

「今にも狂っちまいそうだぞ、毎回」

うつ伏せになる私の上に覆い被さる。
そして既に蜜で溢れ濡れっぱなしのその場所にツンと奏翔がまた硬くなったソレを当てた。

「ほら」

「んっ…」

「もうこんなになってるだろ」

そしてグっと入ってきた。

「はぁっ…」

さっきので最後って言ってたのに…

「さっきので終わりじゃなかったの?」

ゆっくりと動き出す奏翔。

「んじゃ止める?」

私はギロっと睨む。



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