御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
その後、ホテルでアーユルヴェーダを体験しゆっくりと贅沢な時間を過ごす。

そしてスタッフが用意してくれたドレスに着替えた。

「どう?」

「綺麗だ」

ワンショルダーになったシャンパンゴールドの総スパンコールのミニ丈のドレスは、ショルダー部分が長い生地で床まで垂れているそんなデザイン。

奏翔もビシッと髪をセットして光沢のあるスーツを着ていた。

相変わらず何でもスマートに着こなしてしまう。

ホテルのレストランでディナーをとり、中庭に出る。

「素敵…」

「そうだな」

腕を組んでピタっと寄り添いゆっくりと広い中庭を歩く。
中央の綺麗な池はライトアップされて本当に素敵な空間になっていた。

明日はいよいよタージマハルに行く。
ワクワクしながらベッドで奏翔に抱きついて幸せを噛み締めながら眠りについた。

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