御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
「私が奏翔を幸せにする!」

そう言って飛びつくと奏翔はしっかり抱き止めてくれる。

「おお。カッコいい」

「絶対幸せにする」

奏翔を見上げ宣言する。

「クククっ、頼もしいな」

そう言ってオデコにキスを落とされた。

「でも俺もお前を幸せにしたい。一緒に」

「うん」

そしてお互いどちらからともなく引き寄せられるかのようにキスを交わし、そっと唇が離れて鼻と鼻をくっつけ見つめ合う。

「愛してる」

「私も、愛してる」

そのまま私達は、窓際で月明かりに照らされながら愛を確かめ合い永遠の愛を誓った。

身体に刻み込まれる奏翔の愛を私は全身で受け止める。

絶対に奏翔を幸せにするんだと胸に刻むように。
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