御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
「いつもより締まってんのはなんで?」

また声をひそめて話しかける。

「そんなっ…」

脚を持ち上げ腰を浮かせて更に奥へと打ち付ける。
音を出さないようになるべくゆっくりと。
それでも動けばベッドが軋む。

「はぁっ…深いっ…」

「シー」

一度止まる。
ヤバいなこれ。

隣り大地だけだよな?
反対側は誰もいない。
ベッドははじに寄ってる。

「維織、こっち」

維織を一度立たせて、ベッドに手を付かせる。

「ごめんな? ベッドどうしても軋むから」

そう言って後ろから腰を押さえてグッとまた腰を沈めた。

「んっ…」

ガンと打ち付けるたびに維織の髪が揺れる。
背中を反らせて、必死に声を我慢している姿が妙に色っぽい。
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