御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
「クッ…維織っ」

「声…出てない?」

「大丈夫」

ガンと突き上げる。

「はっ…」

吐息だけが僅かに漏れる。
どうしても水音と打ち付ける音だけは止められない。

「こんな事して…。またノックされたらどうすんだ?」

「それはっ…」

「いつまで黙ってるつもり?」

「もう少し…ま、待って…」

「お前、隠す気ある?」

つい激しくなってしまう。
クッ…
ゆっくりするつもりだったのに。

そして同時に絶頂を迎え二人でベッドに裸でダイブする。

「服着て寝ないと。あいつら朝入ってくるかも」

「ふふふふ。大丈夫でしょ」

呑気だよな。

結局裸のまま寝た俺たちは、朝ノックの音で案の定大慌てで着替える。

「ご飯だよー。起きてー」

那智ちゃんが廊下で声をかけてくる。

「今行くー!」

維織が着替えながら叫ぶ。
ククククっ。
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