御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
そしてリビングで皆んな集まり朝食をとる。

女性陣がこぞって肌を艶々させてご機嫌で朝食を頬張っている。

なぁこれどう見ても…。
俺は絃と目を合わせると絃は苦笑いを見せる。

丈慈と大地を見るとシレーっとした顔でコーヒーを飲んでいる。

いやこれもうみんな昨日…。

変わらず維織の左手には俺があげた婚約指輪が光ってるし。

そして口の横に今日は苺ジャム。
俺は黙って拭いてその指をいつもの癖で舐めてしまった。
ヤベ。

それでも維織はニコッと笑ってまた話し出す。

え?

チラッと丈慈を見ればバッチリ目が合う。

げ。

そして大地とも。

うわ。

俺はそっとコーヒーを飲んだ。

バレてるわこれ。
絶対バレてる。

そして後日俺は何故か絃に攫われた。

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