御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
私たちは別にまめに連絡を取らない。
勝手に突撃する。
そんな感じだ。
その後お互いシャワーを浴びて、キッチンに一緒に並んでサンドイッチを作って食べる。
今日のは卵サンドのやつと、ツナマヨと、レタスとハムのやつ。
ベラベラ話しながら食べていると、向かいに座る奏翔から手が伸びてきて口の横を指で拭かれ、奏翔はそのままその指をペロっと舐めた。
一瞬ドキっとする。
幼い頃は良く見た光景だったけど、最近はなかったから。
そんな私を悟られないようにそのまま話を続けた。
「んでさ、それがめっちゃ綺麗だったの! 今度行こうよ」
奏翔はクスクス笑ってる。
「遠いから車だな」
「やったー!」
内心まだバクバクしてる。
私が熱を出してからの奏翔はなんだか前よりも優しいというか、甘いというか…。
私も勝手に甘えてるところはあるんだけど。
今朝のハグだって。
私からはしてたけど、奏翔からは初めてだった。
でもな。
別に深い意味はないだろう。
私もしてるんだし。
勝手に突撃する。
そんな感じだ。
その後お互いシャワーを浴びて、キッチンに一緒に並んでサンドイッチを作って食べる。
今日のは卵サンドのやつと、ツナマヨと、レタスとハムのやつ。
ベラベラ話しながら食べていると、向かいに座る奏翔から手が伸びてきて口の横を指で拭かれ、奏翔はそのままその指をペロっと舐めた。
一瞬ドキっとする。
幼い頃は良く見た光景だったけど、最近はなかったから。
そんな私を悟られないようにそのまま話を続けた。
「んでさ、それがめっちゃ綺麗だったの! 今度行こうよ」
奏翔はクスクス笑ってる。
「遠いから車だな」
「やったー!」
内心まだバクバクしてる。
私が熱を出してからの奏翔はなんだか前よりも優しいというか、甘いというか…。
私も勝手に甘えてるところはあるんだけど。
今朝のハグだって。
私からはしてたけど、奏翔からは初めてだった。
でもな。
別に深い意味はないだろう。
私もしてるんだし。