御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
「ん? 私ここにいて大丈夫だった?」

「今更?」

奏翔は笑い出す。

「え、だって土曜の夜slowないとか、何か予定とか…」

「なんで急に遠慮してんだよ。なんもねぇよ」

「あ、そう?」

「ん」

奏翔はソファから立ち上がってバルコニーに出た。
一服ですね。

予想通りタバコを吸い始める奏翔。
植物の様子をチェックしてる。

何しててもカッコいい。

ハッと見惚れてしまってる自分に気づいて、バフっとソファーにひっくり返った。

今日はもう、か、帰ろう。

そう思った時、奏翔の携帯がなる。

見るつもりは無かったけど見えてしまう。
女の人の名前だ。

「奏翔! 電話ー」

一応教える。

「誰ー」

え。見ろって事じゃんそれ。

「女ー」

他の女の名前なんて呼びたくないわ。

「持ってきてー」

どゆことなん。




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