記憶喪失の黒沢くん。
「いいんじゃないですか」

「思ってなさそうー」

「かわいいあだ名だと思ってますよ…?」

 
正直一ヶ月で出ていく黒沢くんがピーちゃんたちのことをなんと呼ぼうがどうでもいいけど…
それを言ったら、拗ねて面倒くさくなることは昨日の会話で十分に理解している。


「さぁ、卵を潰せましたか?」


「潰せたよー。見てみて、こんなにグチャグチャになった」


「これだけ潰せてれば十分です…!あとはマヨネーズ入れてあじをととのえるだけなのでもう座って待っておいてください」


「はーい、じゃあピーちゃん達と遊んどくね」


その言葉通りピーちゃんたちと遊び始める黒沢くん。

たまごサンドの卵はゴロゴロ食感を楽しむ派なのに…!と、人知れずおちこむ私。

ご飯タイムを邪魔されてピーちゃん達が起こらないか心配したけど、黒沢くんを歓迎している様子。

黒沢くんも動物だと思われてそうだな…
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