推しにおされて、すすむ恋


≪ステラ、マジで何も聞いてねーじゃん。この前ちょろっと話したろ。5月3日~5日の2泊3日だぞ≫
≪もちろん予定あけてるよね~?≫
≪学校も何もないし、私用がない限りは大丈夫だと思うけど≫


その後に「そういやテストが近いな」とか「テスト明けいつだっけ?」とか。学校の話題へ移る。

テスト期間って、学校によって違うよね?
でも、三人とも違和感なく話してるってことは……


「え、もしかして皆、同じ学校?」

≪は?≫
≪ちょいちょーい。もう半年の付き合いだよー?今さらすぎるって~≫


「え?えぇ?」
私が一人ワタワタしていると、ノアが口を開く。


≪ステラも含め、四人同じ学校だよ。改まってどうしたの?≫
「(えぇ~!?)」


知らなかった!
私、今までNeo‐Flashの皆と同じ学校に通っていたの!?

毎日通ってる学校に、Neo‐Flashがいるの!?
うそ、信じられないー!


四人とも面識があるのか、「この前ヤタカみたよ」等と会話が弾んでいる。

も、もしかして私も会ったことあるのかな!?
会ったことなくても、すれ違ってるとか!

< 24 / 152 >

この作品をシェア

pagetop