推しにおされて、すすむ恋
≪ステラ、マジで何も聞いてねーじゃん。この前ちょろっと話したろ。5月3日~5日の2泊3日だぞ≫
≪もちろん予定あけてるよね~?≫
≪学校も何もないし、私用がない限りは大丈夫だと思うけど≫
その後に「そういやテストが近いな」とか「テスト明けいつだっけ?」とか。学校の話題へ移る。
テスト期間って、学校によって違うよね?
でも、三人とも違和感なく話してるってことは……
「え、もしかして皆、同じ学校?」
≪は?≫
≪ちょいちょーい。もう半年の付き合いだよー?今さらすぎるって~≫
「え?えぇ?」
私が一人ワタワタしていると、ノアが口を開く。
≪ステラも含め、四人同じ学校だよ。改まってどうしたの?≫
「(えぇ~!?)」
知らなかった!
私、今までNeo‐Flashの皆と同じ学校に通っていたの!?
毎日通ってる学校に、Neo‐Flashがいるの!?
うそ、信じられないー!
四人とも面識があるのか、「この前ヤタカみたよ」等と会話が弾んでいる。
も、もしかして私も会ったことあるのかな!?
会ったことなくても、すれ違ってるとか!