仮面を被った私たち
〜星夜目線〜
あー………面倒くせぇ………
なんで文化祭なんかあるんだよ………
しかもアイツは無理するし……………
あれから1時間が経ち、様子を見に行くことにした
コンコン
「入るぞ」
返事はなかったがそのまま入った
「………このバカ…………」
脱げと言ったジャージを脱がずに寝てやがる…………
しかも渡した保冷剤も溶けている
こんなに汗までかいて……………コイツは何がしたいんだよ…………
「…………先生…………………ごめん………なさい……………杉浦……先生…………」
杉浦…?
誰だよ………寝言まで言いやがって………
先生ってことは教師だよな…?
…………………まぁ考えても仕方ないか
勝手に触ったらコイツ怒るよな………
少し腕の袖捲るくらいなら大丈夫か?
そして手に触れた
その手はとても熱かった
これ、熱あるんじゃね?
そう思いながら袖を捲っていると……………
何だよこれ………………
このアザ……………
「触んな!!」
気がつくと四ノ宮は起きていた
しかも触ったのもバレた
でも、そんなことよりもこのアザ………
「お前………このアザ…………」
「うるさい!
黙れ、変態教師!!」