好きな人♡
瑠依の気持ち
突然瑠依からラインが来て、近くのカラオケへ行くことになった。

あのプリン以来あんまりご飯も美味しくない。

食欲もないし、眠りも浅い。

家から出てきた瑠依は髪色がシルバーだった。

黒髪からのかなりイメチェン。

「似合うね」

私は瑠依に言った。

今までも夏休みには明るめに染めてた。

靴を履きながら鍵をかけようとしてる瑠依は笑顔になった。

「昨日カラーのモデル(練習台)になって、たまには良いでしょう」

蝉の声が響き渡る。

日差しも強い。

カラオケ元気に歌えるほどじゃないんだけど。

とぼとぼと瑠依の横を歩く。

瑠依は一人の時は大股でものすごい早さで歩いていく。

合わせてくれてるのがわかる。
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