好きな人♡
「幼馴染とかそういうのだよね？友達として…」

確認してしまう。

「違くて。恋愛の好き」

「え……」

私は困ってしまった。

そんなこと考えらんない。

小学生の頃にそんな噂されたこともあったけど、瑠依が私を好きって。

「ごめん……今言うべきじゃなかった。けど、なんかさ……どうしても気持ちが溢れて止まらんなくなった」

しばらく沈黙が続いた。

「ごめんね……ありがとう。今まで春弥の相談とか乗ってもらって励ましてくれて……知らなかったから頼りすぎて……いっぱい傷つけて……」

どんな気持ちだったんだろう。

ずっと恋バナされて。

最低なのは私だった……私の話ばっかり。

「瑠依ごめん、ほんとにごめん」

「いいって。こっちこそ朱里が大変な時にごめん。ゴホッゴホッ」

瑠依は咳をした。

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