好きな人♡
「めっちゃガード硬いよ。ま、頑張って」

春弥はポンと肩を叩いた。

うわぁ…楽しかった春弥との記憶が崩れてく…

「バカにすんなよ。お前いい加減にしろよ」

尖った瑠依に、

「ホントのコト教えてやってるだけじゃん」

絡んで春弥は言った。

春弥が瑠依の胸ぐらを掴み頬を殴った。

瑠依の唇の横から血が流れた。

「なんで、なんで簡単に朱里を傷つけるんだよ」

そう言い放ち春弥に殴り返す。

春弥はよろめいた。
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