好きな人♡
瑠依は全力で私に想いを告白してくれたんだ。

なのに、私は何も応えてない。

ふと、落ちているキーホルダーを発見!!

しかしよく見ると、自転車の鍵付きで完全に違う。

誰かの忘れ物を本部へ届けに行った。

それからまた、探すのを再開した。

「どした?」

後ろから声がして振り返る。

瑠依だった。

たこ焼きを口いっぱいにほお張って、むしゃむしゃ食べている。

樹も隣でフランクフルトを食べてる。

「ごめん……さっきもらったキーホルダーなくしちゃった」

私は正直に言った。
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