好きな人♡
「え?あ、いいよ、また今度とるから」

瑠依は気にする様子はない。

「あんなの、どこにでも売ってるでしょ。真剣に何探してるのかと思ったら」

たこ焼きを食べ終えた瑠依は言った。

「そうそう似たの売ってんじゃね?」

樹も食べ終えるとそう言った。

「もうちょい探してみる」

そう言って私は探し続けた。

瑠依と樹も探し始めた。

「あったっ!!」

瑠依が大声で言った。

「ありがとう、良かった」

私は言った。

笑顔でキーホルダーを、自分の浴衣で拭いて渡してくれた。

さっきりんご飴食べた時に座った石段に落ちてた。

< 58 / 69 >

この作品をシェア

pagetop