チャリパイ11~時をかける森永探偵事務所~


光圀の御褒美の江戸城から見える絶景なる町並み。








プライスレス♪







そうして、光圀とシチロー達の五人は、なんともいえない清々しい気持ちで暫くの間この景色を眺めていた。




その時である。





「ねえ、シチロー……
あれ、何かしら?」


なんと気なしに視線を城のすぐ下に移したてぃーだが、気になる物を見つけた。


「ん?何か見つけたの、ティダ?」


てぃーだが指差す方に目を移すシチロー。


そして、その顔は、またたく間に驚きの表情に変わった!





「わぁ~~っ!あれは
タイムトンネルじゃね~かっ!
しまった!凪に時間と場所聞くの忘れてた!」



凪からの連絡で、今日
タイムトンネルが現れる事は知っていたが、予告も無しにこんな急に現れるとはシチローにも予想外だった。




タイムトンネルは城の外。


シチロー達は城の最上階。


そして、タイムトンネルの現れている時間は、
たったの30秒間である。


さあ!どうするチャリパイ!


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